明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常

元大学教員が綴るこれまでの経過と現在 。なお、入院と本格治療の経験については、00から34あたりまでをお読みください。 。

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常 236 あべのハルカスと天王寺動物園

こんにちは。 早いもので3月になってしまいました。ということは、能登の地震からちょうど2か月。そして、ロシアのウクライナ侵攻からは2年が経過しました。また、パレスチナのガザ地区での死者は遂に3万人を超えてしまったそうです。こんなことに「キリ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常 235 円空仏が語り掛けるもの

こんにちは。 前回は小澤征爾さんについて書きました。その小澤さんと日本を代表する現代作曲家である武満徹さんとの対談の中で、武満さんは以下のような発言をしています。 「政治とか科学とかがすごく極端に進んでいるときに、時どきそれを引き戻すのが、…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常234 春一番、そして小澤征爾さんのこと

こんにちは。 各地で春一番が観測され、いよいよ本格的に春が近づいてきているようですね。 ところで、春一番の定義ってご存じですか。 気象庁によると、「2月4日ごろの立春から3月21日ごろの春分までの間に、日本海で低気圧が発達し、初めて南よりの毎秒8メ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常233 能登の将来(2)消滅可能性都市からの脱却

こんにちは。 今週木曜日は、2週間に1回の多発性骨髄腫治療の日でした。血液検査の結果はまずまず良好で、これまでどおりの治療を継続することになったのは良かったのですが、病院に到着したのが午前8時半ころで、帰宅の途についたのが午後4時前。以前紹…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常232 映画「PERFECT DAYS」と完璧な日々

こんにちは。 少し前、アメリカのアカデミー賞候補作品が発表されましたが、日本人がスタッフあるいは出演者としてかかわった作品が3作、候補作品として最終ノミネートされました。宮崎駿さんが久しぶりに監督を務めた「君たちはどう生きるか」が長編アニメ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常231 今、私達にできること

こんにちは。 今回は、前回に引き続き、能登の将来について書いていく予定でした。しかしそれは例えば5年後、10年後を見越した時に描くべき将来像です。他方、地震から間もなく1ヶ月が経過しようとしている現在でも、今すぐにやらなければならないことが山…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常230 能登の将来(1) 農業・漁業の側面から

こんにちは。 去る1月17日で阪神淡路大震災からちょうど29年が経過しました。来年で30年。本当に早いもので。神戸の街は見事に復興しましたし、阪神間の街並みは、地震前よりも発展しているかのように見えます。また、淡路島は今や京阪神から手軽に訪れるこ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常229 個人的に考える「能登の魅力」(2)

こんにちは。 能登(のと)という地名の語源はご存じでしょうか。 一説には、アイヌ語の「あご」や「みさき」を意味する「のっ」だということですが、この地域にアイヌ民族が住んでいたという証拠は見つかっていません。また、能登半島自体が朝鮮半島に比較…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常228 個人的に考える「能登の魅力」(1)

こんにちは。 1月13日から2日間大学入学共通テストが行われます。国公立大学はもちろん、私立大学の中にもこれを利用している大学は多いので、毎年注目されるところです。皆さんの中にも、懐かしく思い出される方は多いでしょうし、月曜日以降、問題が公表…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常227 「腰まで泥まみれ」という曲をご存じですか

こんにちは。 本年もよろしくお願いします。 新年早々、石川県能登半島を中心に大きな地震が発生し、かなりの被害が出てしまいました。と思っていたら翌日には羽田空港の滑走路上で2機の飛行機が衝突炎上するという前代未聞の事故が発生しました。まったく…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常226 干支の話

こんにちは 前回の投稿では龍にまつわる神社についてご紹介しました。それはもちろん、間もなくやってくる新年を見据えてのことだったわけです。しかし、「来年の干支は何ですか?」という質問に対する答えとしては、「「龍」というのは半分しか正解したこと…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常225 初詣は年末に!?

こんにちは。 あっという間に年の瀬が近づいてきましたね。色々なことがありましたが、今年一年、皆さんにとってはどんな年だったでしょうか。 私は毎年年始に、その年の十二支に関連する神社に初詣することにしています。ただ、最近は同じようなことをされ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常224 それは突然に・・・最近の体調をめぐって

こんにちは。 先日、夜寝ていると、早朝4時頃、突然強烈な吐き気に襲われ、あわててトイレに飛び込むと、2度、3度と嘔吐を繰り返すことになってしまいました。ようやく収まったので、うがいをしてから、再度寝床に入ったのですが、1時間ほどとすると、ま…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常223 日大の違法薬物問題を考える

こんにちは。 今回は、最近話題となっている事柄について少々持論を。 日本大学アメリカンフットボール部における学生の違法薬物事件が、連日大きく取り上げられています。しかし報道の多くは、理事会をはじめとする大学側の対応のまずさ、危機管理能力のな…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常222 京都府立植物園の紅葉

こんにちは。 前回、男声合唱がらみの話を書いたところ、その筋?の人達からはけっこう反応を頂きました。さらに合唱関連の旧友にもこのブログをご紹介いただきました。そのおかげで、ここ数日、いつもよりアクセス回数が増えています。私の場合はもともと収…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常221 多田武彦合唱曲への思い

こんにちは。 今回は、前回、前々回に引き続き、紅葉がらみの話を書くつもりだったのですが、急遽予定を変更して、少し趣の異なる話をさせていただきます。 突然ですが、多田武彦という作曲家をご存じでしょうか。おそらくこれを読んでいただいている方の90…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常220 それぞれの秋と紅葉の風景

こんにちは。 京都にはいわゆる「紅葉の名所」と呼ばれるところが数多くあります。嵐山や東福寺方面に向かう電車やバス乗り場には、朝から長蛇の行列ができています。そのため、普段これらの交通機関を利用している地元の人はなかなか乗れない状況のようです…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常219 天寿庵の紅葉

こんにちは。 ここ数日、ぐっと気温が下がってきて、急速に冬の足音が近づいていますね。前回、前々回と続けてクマの話を書きましたが、そろそろ冬眠に入るので、被害は減るのではないか・・・と思っていたら、専門家によると必ずしもそうでもないらしいです…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常218 ヒグマの恐ろしさをめぐって

こんにちは。 前回の投稿ではツキノワグマによる被害の増加について触れましたが、その後の報道によると、被害がもっとも多いとされている秋田県では、これを食い止めるためにクマの駆除を行っているのですが、これに対して「可愛そうだ」「殺すな」など抗議…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常217 クマとの共存を考える

こんにちは。 今年は、クマの出没、そして人間に危害が加えられた例は急増しているようですね。環境省による速報値を見ると、今年4月から10月まででクマに襲われることによってけがや死亡などの被害を受けた人の数は全国で180件に上っています。この数字は、…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常216 オーバー・ツーリズムにどう対処するのか

こんにちは。 今年は季節の進むのが早いようで、どんどん紅葉が進みつつあります。緑もまだ残っているこの季節が私は一番好きです。もっと北国の方に行くと既に山頂は雪をかぶっていますので、山麓付近は緑、中腹は赤、そして山頂付近は白というように見事な…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常215 「ヌエ派」竹内栖鳳

こんにちは。 先日、新型コロナ・ウイルスのワクチン接種をしてきました。これで7回目です。 最近はニュースで取り上げられることも少なくなってきた感がありますし、実際、厚生労働省の発表を元にNHKがまとめた統計によると9月頃から次第に患者数は減少傾…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常214 ヒマラヤスギに思いを寄せて 

こんにちは。 すっかり季節が入れ替わったので、先日久しぶりに、京都府立植物園に行ってきました。 訪れたのは10月初旬だったのですがコスモスは早くも見ごろを迎えつつありました。バラはこれからかなあ等と思いながら歩いていると、目に留まったのが、巨…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常213 「それってあなたの(単なる)感想ですよね」

こんにちは。 10月の声を聞いた途端にめっきり涼しくなりました。最近は季節の変わり目がやや乱暴になり体調管理に苦労すると感じるようになったのは、私がトシを取ってきたせいでしょうか? それとも、温暖化のせいで日本全体の気候変動が以前とは異なって…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常212 左手のためのピアノ曲

こんにちは。 前回の投稿で、私の病状に関する近況を書きましたが、その中でひとつ、書き落としたことがあります。それは、骨髄腫細胞の産出する物質によって、破骨細胞、すなわち、骨を壊す働きを持つ細胞が活性化してしまうことがあるということです。これ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常211 近況、そして佐野史郎さんのこと

こんにちは。 彼岸が近づき、朝夕は少し涼しくなってきましたが、昼間はまだけっこう暑い日が続いていますね。この時期は、細菌性の食中毒にもっとも気を付けなくてはならないシーズンだそうです。実際、先日青森県の弁当製造会社で大規模な食中毒が発生して…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常210 阪神タイガースの優勝に思うこと

こんにちは。 あっという間に9月も半ば。リビアでは洪水のために10000人以上の人が亡くなっているようですし、モロッコの地震での死者も約3000人に上っているようです。自然災害対策が比較的進んでいる国なら、もう少し犠牲は減らせたのかもしれない、と思…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常209 映画「福田村事件」が私達に問いかけるもの

こんにちは。 まだまだ暑い日が続きますね。とはいえ、朝晩は少しマシになってきたので、最近はエアコンを一晩中つけっぱなし、ということはほとんどなくなりました。明け方の少し気温が下がる時間、窓を開けて換気するのは気持ちいいですね。 ところで、去…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常208 ス―パームーン

こんにちは。 ある日の眼科健診での視力検査にて。 技師の方「これは?」 私「上」 技師の方「これは?」 私「下」 技師の方「はい。ではこれは?」 私「横・・・」 技師の方「(笑いながら)まあ、合ってはいますけどね」 ・・・失礼しました。「右」です。…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常207 新しい治療の開始と短期入院

こんにちは。 前回も少し書きましたが、8月16日から20日まで、短期入院してきました。 具体的には以下のようなスケジュールでした。 8.16 入院 各種検査。担当医からのインフォームド・コンセント 8.17 治療開始(約4時間半にわたる点滴など) 8.18 採血によ…