明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常

元大学教員が綴るこれまでの経過と現在 。なお、入院と本格治療の経験については、00から34あたりまでをお読みください。 。

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常75 正月ですね

 

こんにちは。

 

三が日が終わり、そろそろ日常に戻っていきますね。今年は、本当に良い年になるといいのですが。

皆さんは、正月をどのようにお過ごしになったでしょうか。

 

正月からはじめてこのブログをご覧になった方もいらっしゃるようなので、改めて、その主旨を簡単に書いておこうと思います。

まず、このブログは、タイトルにありますように、私自身が大きな病気をした経験と、その時に色々と考えたこと、感じたことを中心に書いています。通し番号00から32あたりまでは、病気に罹患した経緯から入院生活、そしてその周辺の話にいたるまでの経緯を書いています。ですから、基本的には「昔話」になります。もともと、これを書こうと思ったのは、当時、きちんと説明できなかった知人・友人に、今さらながら、なるべく正確に伝えておきたいと思ったこと、そして自分自身もこれまでとくに記録を残していなかったので、記憶がかすんでしまわないうちに文章の形で残しておこうと思ったことが、その主な理由です。

通し番号33あたりからは、現在の治療状況を交えながら、最近色々と感じていることを、自分なりに書いています。ただ、単なる説明に終わってしまっては読んでいる方にとってあまり面白くないような気がしますので、毎回、ひとつかふたつは「へえっ」と思っていただけるようなネタを入れるように工夫しているつもりです。また、コロナ禍の問題も時々触れています。ただ、私自身の本来の専門領域の話は、書き出すと論文のようになってしまいますので、なるべく避けるようにしています。

ブログというものは、発信手段としては、YouTubeツイッター等に比べて「時代遅れ」とも言われていますが、どうしても文章が少し長くなりがちですし、動画を撮るとなると色々と準備が必要になりますので、こうやってブログという手段をとっている次第です。「長いなあ」と思われたものは適当に読み飛ばしていただいてもかまいませんので、末永くおつきあいくだされば幸いです。

 

そんなわけで、今年もよろしくお願いします。

ちなみに、私自身の正月の恒例行事としては、その年の干支(正確に言うと、十二支)にちなんだ社寺に初詣に行く、というものがあります。別に仏教や神道を信仰しているわけではありませんし、普段「今年は寅年だなあ」などと意識することはまったくないのですが、元日は朝から普段より格段に多い量食べますので、腹ごなしの散歩を兼ねて、「どうせ行くのなら・・」という感じで毎年続けているのです。ちなみに、今年は京都市建仁寺塔頭である両足院というさほど大きくはない寺院に行ってきました。ここは秘仏として毘沙門天が安置されているのですが、その使いとされているのが虎なのです。そしてここには、狛犬ならぬ狛虎が鎮座しています。また、香炉にも2匹の虎が見られます。ただ、参拝客の圧倒的な人気を集めているのは、寅みくじです。これはちょっと虎とは思えない、かわいさを前面に押し出した姿で、ちょっと笑ってしまいます。と言いながら、思わず買ってしまいました。なかなかの商売上手ですね。(笑)

 

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今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。