明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常

元大学教員が綴るこれまでの経過と現在 。なお、入院と本格治療の経験については、00から34あたりまでをお読みください。 。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常 235 円空仏が語り掛けるもの

こんにちは。 前回は小澤征爾さんについて書きました。その小澤さんと日本を代表する現代作曲家である武満徹さんとの対談の中で、武満さんは以下のような発言をしています。 「政治とか科学とかがすごく極端に進んでいるときに、時どきそれを引き戻すのが、…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常234 春一番、そして小澤征爾さんのこと

こんにちは。 各地で春一番が観測され、いよいよ本格的に春が近づいてきているようですね。 ところで、春一番の定義ってご存じですか。 気象庁によると、「2月4日ごろの立春から3月21日ごろの春分までの間に、日本海で低気圧が発達し、初めて南よりの毎秒8メ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常233 能登の将来(2)消滅可能性都市からの脱却

こんにちは。 今週木曜日は、2週間に1回の多発性骨髄腫治療の日でした。血液検査の結果はまずまず良好で、これまでどおりの治療を継続することになったのは良かったのですが、病院に到着したのが午前8時半ころで、帰宅の途についたのが午後4時前。以前紹…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常232 映画「PERFECT DAYS」と完璧な日々

こんにちは。 少し前、アメリカのアカデミー賞候補作品が発表されましたが、日本人がスタッフあるいは出演者としてかかわった作品が3作、候補作品として最終ノミネートされました。宮崎駿さんが久しぶりに監督を務めた「君たちはどう生きるか」が長編アニメ…