明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常

元大学教員が綴るこれまでの経過と現在 。なお、入院と本格治療の経験については、00から34あたりまでをお読みください。 。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常53 やはり合併症は恐い

こんにちは。 前回、選挙制度について少し書きましたが、もう一点、まったく異なる視点から気になっていることを、ちょっと記しておきます。 それは「不在者投票」についてです。衆議院選挙に限らず、私たち有権者が投票する際には、指定されている日に投票…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常52 「がん難民」と「休眠療法」

こんにちは。 衆議院選挙が間近にせまってきましたね。皆さん、投票にはお出かけになりますか? あるいはもう期日前投票はお済ませになりましたか? 私自身は、もちろん投票にはでかける予定です。ただ、選挙公報をみて、ここのところ少しその気が萎えつつあ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常51 個性を発揮できる場所は無限にある

こんにちは。 今回は、前回の続きです。 前回の投稿で、ショパン・コンクール出場者たちの「個性」について少し書きましたが、彼らはピアノという楽器に対峙するピアニストである前に、一人の人間であり、幅広く音楽を世界中に届けようとしている音楽家でも…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常50 「個性」って何だろう

こんにちは。 今回は、前々回に引き続き、クラシック音楽ネタを少し。 先日まで、第18回ショパン国際ピアノコンクールがポーランドのワルシャワで開催されていました。これは5年に一度(ただし、今回はコロナ禍のため6年ぶりの開催)、約一か月間にわたって…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常49 インフォームド・コンセント

こんにちは。 約一か月前の投稿で、十五夜と十三夜について書きましたが、去る10月18日が、その十三夜でした。この日、月をご覧になった方はいらっしゃったでしょうか。私は、残念ながら曇天だったため、この日はまったく月見をすることはできず、片見月にな…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常48 梅毒とその治療

こんにちは。 天気予報によると、明日あたりから冷え込んで、一気に季節が変わるようですね。東京では、来週にも木枯らし1号が吹くかもしれない、ということです。 一年の中で多分もっとも体調を崩しやすい季節です。皆さん、気をつけてお過ごしください。 …

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常47 私は病院でこのように過ごしています

こんにちは。 朝晩はすっかり冷え込むようになりましたね。皆さん、お変わりありませんか? 私の方は、昨日、ダラキューロ治療3クール目が終了し、来週はお休みです。これまでのところ、大きな副作用等は出ておらず、まずは順調に推移しているようです。 よ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常46 地震と病院

こんにちは。 さて、前回は地震に絡めた話を書きましたが、今回は、ある意味その続きです。 大地震が起きた時、私たちの日常生活が乱れてしまうことはもちろんですが、もっとも大きな影響を受けてしまう機関のひとつが、病院をはじめとする医療機関や福祉に…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常45 「当たり前」は当たり前じゃない

こんにちは。 昨晩、関東地方を中心に大きな地震がありましたね。被害にあわれた方、交通網の混乱によって帰宅困難になったり、今朝の出勤が大変なことになってしまったりした方、皆さんに心よりお見舞いを申し上げます。 第一報に接した時、これはそう遠く…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常44 民間療法は悪か?

こんにちは。 実は今、父親が軽い肺炎で入院しているのですが、緊急連絡用に持たせている簡単スマホの使いかたがよくわからず、毎日母親と大騒ぎを繰り広げています。自分で気がつかないうちに電話を発信していたり、LINEのグループ通話が始まっていたり(こ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常43 がんの標準治療

こんにちは。 うっかり忘れていたのですが、昨日は各企業や官公庁の内定式だったはずですね。でも、多くの所ではリモート形式で行われたようで、参加した学生質には少しかわいそうな気がします。1年前にこれを経験した学生たちは、4月以降どれぐらい通常業…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常42 コロナ第5波の収束をめぐって

こんにちは。 昨日から、ダラキューロの注射を軸とする治療が3クール目に入りました。3週間注射治療を行って、1週間休み、というこのパターンは、とりあえず第9クールまで続くそうで、まだまだ先は長いです。ただ、今のところ経過は良好で、注射による効果…