明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常

元大学教員が綴るこれまでの経過と現在 。なお、入院と本格治療の経験については、00から34あたりまでをお読みください。 。

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常45 「当たり前」は当たり前じゃない

こんにちは。

 

昨晩、関東地方を中心に大きな地震がありましたね。被害にあわれた方、交通網の混乱によって帰宅困難になったり、今朝の出勤が大変なことになってしまったりした方、皆さんに心よりお見舞いを申し上げます。

第一報に接した時、これはそう遠くない将来に必ず起こると言われている首都圏直下型の大地震、またはその前兆かと思いましたが、今のところ、専門家からはそのような見方は出ていませんね。今回の震源は深さ約80kmとなっていますが、大災害が予想される直下型地震は、30~40kmの比較的浅いところで起きるみたいです。

しかし、前日には青森地方でやはり大きな地震が起きていますし、今は日本中どこにいても地震にあう可能性のある時代です。必ずしも、自宅にいる間に被災するとは限りませんので、そのことも含めていざという時に慌ててしまわないよう、日ごろの備えの意識を強めていきたいものです。

地震の揺れの被害が直接なくても、電気や水道、ガスなど、インフラが不通になることにより、その後数日間、不便な生活を強いられることもありますね。そんな時、蛇口をひねれば水が出るし、スイッチを入れれば電気がつく、という日頃当たり前に思っていること、あるのが当たり前と思っていることが、実はそうではないのだ、ということに気が付かされるのでしょうね。そういう意味では、普段のぼんやりした生活を見直すきっかけにはなると思います。そう、「当たり前と思っていることの多くは、これまでの社会の発展の中で着実に積み重ねられて、ようやく実現したものであって、実は、それは社会が滞りなく回っているという前提が崩れてしまえば、いとも簡単になくなってしまうかもしれない」のです。

実は、地震ではないのですが、私の住んでいるマンションでは、今週から約1か月の予定で、老朽化したエレベーターを取り換える工事が行われています。エレベーターは1基しかないので、工事期間中は、まったく使えないのです。我が家は6階なので、外出するたびに階段を上ったり下りたり、ということを強いられることになるため、不要不急の外出をなるべく控えようか、という話をしています。そうは言っても、どうしても外出しなければならないときは当然あるわけで、そんな時は、やれやれ、と思いながらマンションの前まで帰ってきて、「これから階段を上らなければならないのか」と思うと、ちょっとゲンナリしてしまいますね。今週は10月にしては結構暑かったので、なおさらです。

 

今回は、少し短めの投稿にしておきます。でも次回、もう少しこれに関連した話を、このブログの中心テーマと結び付けて駄文を書いていく予定です。

 

今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。