明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常

元大学教員が綴るこれまでの経過と現在 。なお、入院と本格治療の経験については、00から34あたりまでをお読みください。 。

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常64 居酒屋にて

こんにちは。

 

コロナ・ウイルスのオミクロン株があっという間に広がりつつあるようですね。数回前の投稿で取り上げたヨーロッパの状況も、結局この影響だったのでしょうか。今のところ、日本ではまだ見つかっていないようですが、おそらく時間の問題でしょう。今回の変異株はかなり感染力が強く、なおかつこれまでのワクチンが効くかどうかよくわからない、という話もありますので、本当に心配ですね。各国が実施しつつある渡航制限に対して、南アフリカ政府は「不当な差別だ」と強く反発していますが、他に手だてがない以上、こうやって少しでも時間稼ぎをして、対策を練るしかないでしょう。また、将来日本発の変異株が見つかった場合も、日本政府は今回と同じような各国政府の措置を甘んじて受けとめざるを得ないだろうと思います。

余談ですが、あっという間に「オミクロン」まで来てしまった変異株、今朝の朝日新聞天声人語によると、使えるギリシャ文字はあと9個しかないそうです。全部使いきったらどうするのでしょうか。余計なお世話ですが。

 

それはそれとして、昨日は久しぶりに知人と居酒屋で一献傾けました。二人絵2時間強、色々な話をしましたが、この2年間に色々と話したい話題が溜まっていたので、あっという間の時間でした。この知人は私よりもちょうど一回り下の年齢で、今がまさに働きざかり、という世代なのですが、責任ある仕事をいくつも任されていて、本当に忙しそうでした。まあ、元気に仕事をするのはけっこうなことなのですし、活き活きと話をする彼の姿を見るのはとても楽しかったのですが、自分自身の10年前の経験を思い出すと、そうやって毎日過ごすうちに無理がたたり、ストレスが溜まってしまわないことを祈るばかりです。ストレスは万病の源ですからね。以前このブログでも紹介しましたが、病院に緊急搬送されてICUに入れられる人は、50歳代の働き盛りの人に多いそうなので・・・

でも、仕事をしていくうえで自分のペースを守り続けるってむずかしいですよね。とくに、仕事相手の事情を考えると、どうしても「迷惑はかけたくない」という思いから、自分の方が無理をしてしまう・・・誰にでも心当たりがあるのではないでしょうか。

仕事が他人との協力や連携で成り立っている以上、その相手のことを思いやることはもちろん必要です。そうでなければ、仕事は前に進みません。ただ、そのことに気を遣いすぎると、自分自身にしわ寄せがきてしまい、予定通りの仕事をこなせなくなる。そうすると結果的に、相手にも大きな迷惑をかけてしまうことになります。

小さな迷惑をかけるのは「おたがいさま」と割り切って、ある程度のわがままを許しあえるような関係で、仕事ができればよいと思うのですが、いかがでしょうか。まあ、言葉にするだけなら簡単なことはわかっています・・・

 

それにしても、居酒屋さんはめちゃ混みでした。夕方4時過ぎに行ったにもかかわらず、5組ほど待ちました。この店がもともと人気店だということもありますが、皆さん「今のうちに」と思っておられるのでしょうね。まあ、私もそうでしたが。

 

今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。