明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常

元大学教員が綴るこれまでの経過と現在 。なお、入院と本格治療の経験については、00から34あたりまでをお読みください。 。

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常165 2023年新春に思う

明けましておめでとうございます

 

 

2023年が明けました。と言っても、急に何かが変わるわけではありませんが、それでも、年明けというのはそれなりに気持ちが改まるものです。どんな年になることやら、想像もつきませんが、まあ自分のペースを崩さないようにやっていきたいと思っています。

ただそれは、同じことの繰り返しの日々が待っているという意味ではありません。どんな日常生活にも少しずつ変化はありますし、必ず 新たな出会いがあるはずです。それは、人との出会いとは限りません。本、映画、音楽、あるいはアート・・・それらとの新たな出会いは、きっと私達の生活に刺激と潤いを与えてくれるはずです。それらのひとつひとつに感謝しながら、丁寧に日々の暮らしを送っていきたいものです。

 

今年は卯年ということで、ウラギが祭られている神社はどこも参拝客で長蛇の行列ができているようです。そのことを見越して、私は年末のある日、京都市左京区にある岡崎神社にお参りをしてきました。その時の写真は、前回の投稿で添付しましたが、その他にも、狛犬ならぬ狛ウサギがいたりして、インスタ映えするスポットとなっていました。ただ、ここにいる多くのウサギ達、見たところ比較的新しいものが多く、最近になって参拝客集めに力を入れた結果なのかなあ、と邪推してしまいました。

十二支の動物たちにはそれぞれ意味があるそうですが、卯には「飛躍」への願いが込められているそうです。また、卯の方向とは真東を指します。さらに、卯の刻とは午前6時頃のことだそうで、別名「日出(にっしゅつ)」と言うそうです。

こうしてみると、全部とても前向きのイメージですね。ウラギ自体はおとなしい動物ですが、やはりその跳躍力に魅力を感じ、そのイメージを干支としての卯に重ねようとした人が、昔から多くいたということでしょうか。

干支そのものは必ず12年に一度回ってくるものですから、この年だけが特別ということはありませんが、1年経って振り返った時に「卯年らしい一年だったね」と思えるような年になるといいですね。

これを読んでくださっている方々のご多幸をお祈りしています。

そして、これからもよろしくお願いいたします。

1年間ありがとうございました

これから1年、よろしくお願いします