明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常

元大学教員が綴るこれまでの経過と現在 。なお、入院と本格治療の経験については、00から34あたりまでをお読みください。 。

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常36 ダラキューロ再開

こんにちは。

 

菅総理大臣が辞任を表明されましたね。時期が時期だけに、彼には少し気の毒な面があることも事実です。つまり、この状況では、誰がトップに立っても、そんなに劇的な改善は見られなかったのかもしれません。ただ、彼が総理の椅子に座った時はすでにコロナ・ウイルス問題はかなり深刻化していたわけですから、手を挙げた段階で、もう少し具体的かつ複線的な対応策を、短期的・長期的の両面にわたって計画しておくべきだったと思います。次の総理大臣が誰になるにせよ、単純な対処法(例えば、とにかくワクチン接種を広めることに頼りきってしまう)のではなく、将棋の一流棋士次の一手を読むように、常にいくつもの選択肢とその影響や効果、問題点を整理しながら、政策を立案してもらいたいものです。

 

ところで、私のことになりますが、今日は久しぶりに通院し、いよいよダラキューロによる治療が再開されました。今日を含めて3週間、週に1回の注射となります。検査結果を見る

と、7月に打った注射の効果は出ているようで、「当初の計画通り続けていきましょう」ということになりました。まずは一安心です。

もっとも、今日は他にもいくつかの検査や診療があったため、全部が終わって近くの薬局で薬を受け取ったのは11時30分を超えていました。いやあ、疲れた。不思議なものですね病院では、別に自分が何かをしているわけではなく、そんなに体を動かしたわけでもないのに、妙な疲労感が残りますね。終わったらまっすぐ帰宅しようかな、とも考えていたのですが、結局、ゆっくり休憩できる店でランチを取ってから帰りました。久しぶりの外食でした。もちろん、個食黙食ですが、ちょっとした気分転換にはなりました。

ちなみに、病院はそんなに混んではいませんでしたが、どうやら一人一人の診療には時間がかかっているようでした。この時期に病院に来る人の多くは「不要不急」ではない問題を抱えているわけですから、これは当然かもしれませんね。