明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常

元大学教員が綴るこれまでの経過と現在 。なお、入院と本格治療の経験については、00から34あたりまでをお読みください。 。

2022-01-01から1年間の記事一覧

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常134 夏の終わりに想う事

こんにちは。 今週木曜日は、4週間に1度の血液内科の通院日でした。検査結果は、まずまず、といったところで、そんなに良くもなっていないが、悪くもなっていない、という感じです。しかし、お盆明けの病院は異常なほどの混み方で、血液検査の結果が出るま…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常133 2022年の終戦記念日に寄せて

こんにちは。 8月15日は終戦記念日ですね。毎年思うことなのですが、真夏のじりじりと焼けつくような太陽と戦争が終わったという虚無感、そして戸惑い。1945年に生きていた人々は、それらをどんな気持ちで受け止めていたのでしょうか。それまで「戦争」が日…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常132 指揮者とリーダーシップ

こんにちは。 まだ8月半ばですが、いい加減、暑さに飽きてきましたね。いかがお過ごしでしょうか。 私は、昨日4回目の新型コロナのワクチン接種を受けてきました。過去3回、ほとんど副反応らしきものはなかったのですが、今回も、今のところ少し倦怠感が…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常131 指揮者の役割

こんにちは。 最近は猛暑か、そうでなければ大雨という極端な天候が続いていますね。今回の大雨で被害に遭われた方、そして熱中症で倒れられた方には、心よりお見舞い申し上げます。それにしても、なんだか息苦しい夏ですね。 前回は女性指揮者のことを書き…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常130 ジェンダー・ギャップ その2

こんにちは。 前回、男女間不平等(ジェンダー・ギャップ)の問題を取り上げました、そして、日本ではとくに政治や経済の分野において、改善の余地があまりにも大きいということを紹介しました。 しかし、男女に同等のチャンスが与えられていないのはこうし…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常129 ジェンダー・ギャップ

こんにちは。 夏真っ盛りという感じで、今週は連日猛暑が続くようですが、皆さん、体調を崩したりしてはいませんか? こう暑いと、寝るときにもエアコンが欲しくなってしまいますが、私は夜中じゅうエアコンをつけっ放しにするとことはしないようにしていま…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常128 キース・ジャレットの決断

こんにちは。 コロナ感染に加えてサル痘騒ぎが勃発。ということで相変わらずなんどか騒々しい世の中ですね。まあサル痘のほうは今のところさほど脅威ではなく、自然治癒することの方が多いようなので、あまり神経質にならないことが大事でしょうね。 それに…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常127 吉田拓郎という生き方

こんにちは。 新型コロナウイルスの感染拡大がとまりませんね。ここのところ、さまざまなイベントが開催されていたことも一つの要因かと思いますが、今回の変異種の感染力は驚異的なようです。とくに若年層の感染が増えているということで、そこから家族への…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常126 大原孫三郎という人物

こんにちは。 ここ数日は悪天候が続いていますね。水害や土砂災害が出ている地域もあるようですが、皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしょうか。それにしても、この調子だと、梅雨明け宣言の日付の訂正があるかもしれませんね。 (数年前でしたが、今年とは…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常125 銀閣寺の美しさ

こんにちは。 さて、前回の続きで、今回は銀閣寺について少し書いていきます。 私が銀閣寺を訪れたのは、金閣寺参拝の約1週間後、どちらもまだ人出が比較的少ない午前9時前後でした。予想通り、人はまだ少なかったのですが、修学旅行生たちが次々に訪れて…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常124 金閣寺の輝き

こんにちは。 参議院選挙はなんとか無事に終わりましたね。その結果については、色々と報道やら分析が出ていますが、ここではそれは取り上げません。肝心なのは、今回当選した人達がこれから6年間どのような活動をするのか、ということですから、その任期が…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常123 BA4とBA5

こんにちは。 7月8日、安部元首相が銃撃され、死亡するというショッキングな事件が起きました。これを書いている時点では、犯人はその場で逮捕されたということぐらいしかわかっていませんので、これ以上憶測で色々と書くことは差し控えますが、今はただ、…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常122 改めて、多発性骨髄腫罹患の経緯を書きます

こんにちは。 前回お伝えしましたように、このブログを開始して、1年が経ちました。もともと、他人に読んでもらうためというよりは、自分の備忘録的なものとして書き始めましたので、考えていたより多くの方に読んで頂けて、本当に感謝しています。また、長…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常121 なくなる仕事と残る仕事

こんにちは。 今年も半分が過ぎてしまいました。この時期の代表的な行事として、茅の輪くぐりというのがありますね。これは、神社の参道の鳥居などに、茅(ちがや)という草で編んだ直径数メートルの大きな輪を作り、これをくぐることで心身を清めて災厄を祓…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常120 カルカントという職業

こんにちは。 全国ほとんどの地域で梅雨が明けました。そして連日最高気温が35℃を超える 猛暑日が続く、とのことで、早くも夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか。 気になるのは、体調だけでなく、電力需給の逼迫状況ですね。今後、真夏になって水不足…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常119 免疫力で夏を乗りきれ!

こんにちは。 急に真夏のような暑さになってきましたね。我が家のあるマンションでも、先日室内で熱中症で倒れられた方がいらっしゃったようで、救急車が出動してきていました。皆さん、くれぐれもお気を付けください。 さて、今日はまず前回の補足を少しだ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常118 リモート・ワークはアリか?ナシか?

こんにちは。 前回は自動車の将来に関しての投稿となりましたが、実は、私は免許すら持っていません。そういう個人的な立場から言わせてもらえれば、公共交通がしっかりと維持されて、多くの人に利用される事こそが、望ましい将来、ということになります。最…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常117 未来の自動車

こんにちは。 梅雨に入ってから妙に気温の低い日が何日かありましたが、この週末から徐々に気温が高くなり、本格的な?蒸し暑さがやってきそうです。皆さん、体調には気をつけておられますか? 前回投稿の最後の方で「鉄腕アトム」に出てくる空飛ぶ自動車の…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常116 スマホの機種変更をめぐって

こんにちは。 いよいよ梅雨本番になってきましたね 。皆さん、気象病ってご存じですか? 気候や天気の変化が原因でおこる身体の不調、とくに頭痛やだるさ、むくみ等が出る症状の総称で、とくにこの時期にはこれに苦しめられる人が大変多くなるようです。日本…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常115 「多様性」はむずかしい

こんにちは。 この6月で、多発性骨髄腫と診断され、入院してから、8年が経過しました。私にとっては人生初の長期入院になった当時のことは、既にこのブログの00回から30回あたりで詳しく書きましたが、今でもかなり鮮明に色々なことを覚えています。それま…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常114 「擦り合わせ」の音楽

こんにちは。 関東地方では、早くも梅雨入りしたそうですね。最近は、季節の進み方が「一歩一歩」という感じではなく、一足跳びに1か月、2か月ぐらい先へ進んだり、また逆戻りしたり、というような極端な感じになっていますが、「開花宣言」とか「梅雨入り…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常113 合唱音楽に未来はあるのか?

こんにちは。 季節が一ヶ月ほど進んでしまったのではないか、と思えるような高い気温が続き、熱中症で倒れる人が続出しているようですが、皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。よく言われることですが、結局「水分をたくさん撮る」ことに尽きるみたいで…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常112 誤送金問題から考える過疎化社会の問題

こんにちは。 この1週間ほど、色々と行事や用事が立て込んでいて、投稿が遅れてしまいました。まあ、予定どおりスケジュールをこなすことができたので、体調はまずまず、ということになるのでしょう。でも、気温や湿度が高くなってきたこの時期、一日中マス…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常111 ジェネリック医薬品をめぐって

こんにちは。 一昨日は血液内科の診察・治療のための通院でしたが、前々回の投稿でお知らせしたように、予定通り、免疫ブログリン補充療法(免疫力を上げる治療)であるハイゼントラという薬剤の注射を受けてきました。それ以外にも、いつものダラキューロの…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常110 バタフライ・エフェクト

こんにちは。 ニュースを見ていると、相変わらずあまり楽しくなれない話題ばかりが取り上げられていて、しかも最近は、その分析の仕方も各社ほとんど同じようになっています。正直なところ、だんだん見る気が失せてくる今日この頃です。皆さん、ちゃんとニュ…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常109 免疫力の話

こんにちは。 今回は、まず前回の補足からです。それは沖縄音階に関連することです。 沖縄民謡等はたいていの場合「レ」と「ラ」を使わないとご紹介しましたが、これはもちろん、西洋の音階に無理やり当てはめて五線譜に書き起こした場合の話です。実際には…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常108 島唄の魅力

こんにちは。 皆さんは、沖縄の歌というと、どんな曲を思い浮かべるでしょうか? もちろん世代によっても異なるでしょうが、ザ・ブーム(The BOOM)が大ヒットさせた「島唄」(宮沢和史作詞・作曲)が真っ先に出てくる人も多いのではないでしょうか? しかし…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常107 沖縄・・・

こんにちは。 今回はまず近況報告から。 白内障手術についてですが、術後の経過は順調で、眼科でのチェックも次第に間隔が空いてきています。数日前に受診したのですが、次回は7月中旬ということで、あまりにも先のことなので忘れてしまいそうです。まあ、…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常106 その道は選んでほしくなかった

こんにちは。 このブログの第70回の投稿(2021年12月19日)で、神田沙也加さんのことを取り上げました。まだまだ自分で切り拓ける未来の選択肢がたくさんあったはずの若い彼女が、決して後戻りのできない道を選んでしまったことを大変切なく思いながら、その…

明日を生きる多発性骨髄腫患者の日常105 災い転じと福となす

こんにちは。 GWも終わってしまいましたね。後半は、かなり気温の高い日が多かったので、行楽にお出かけになった方は、疲れが残っているのではないでしょうか。明日から通常通りの仕事が再開される方は、くれぐれも無理をせず、体調と相談しながら、徐々にペ…